Simlex Development Co., Ltd.について
弊社Simlex Development Co., Ltd.は、タイ・バンコクに本社を置く日系ERP開発メーカーです。
弊社のSIMLEXシリーズは、生産管理、販売管理、原価管理、会計、給与計算、生産スケジューラー、倉庫管理用バーコードシステムをカバーし、これら全て自社で開発しているタイで唯一のソフトウェアメーカーです。
SIMLEX会計ソフトはタイ歳入局で認可されております。
弊社は100社以上の顧客を現在サポートしております。
弊社のお客様の業種は製造業、商社・卸売業、倉庫・物流業になります。
弊社のスタッフは総務経理部門の1名以外は全員、生産・販売・会計分野の専門技術者です。
生産スケジューラーASPROVAは、弊社が唯一自社製品以外で販売代理業務を行っているソフトウェアです。
タイで唯一の日系ERP開発メーカーSIMLEXのASPROVA導入支援ソリューション
ASPROVAとは
Asprovaとは製造業の生産計画作成に特化したソフトウェアです。
※IT業界ではAPS(Advanced Planning and Scheduling)と呼ばれるソフトウェアです。
日本のAPS分野(製造業向け生産計画作成ソフト分野)で日本ではトップシェアを誇ります。
(2022年10月31日) 国内:2,443本 海外:994本
「製造業の生産計画作成」という言葉から、生産管理システムやERPの機能であるMRPと混同される方が多いのですが、MRPとは計画の精度において以下のような違いがあります。
- ・生産設備の能力、稼働時間、保守メンテナンス時間などが考慮できる。
(MRPではこれができない) - ・生産要員の出勤日、シフトを考慮できる。
(MRPではこれができない) - ・段取り替えによる生産の中断が考慮できる。
(MRPではこれができない) - ・特急オーダーの日程を意図的に早める
(MRPではこれができない) - ・分/秒単位でのスケジュール作成
(MRPではこれができない) - ・納期遅延が起こらない範囲での設備負荷平準化
(MRPではこれができない)
これらは、ASPROVAではできても、MRPではできないことの一例となります。
期待できるAsprovaによる生産計画作成業務の改善効果
生産計画におけるデータの精度という側面ではなく業務フローという側面において、タイの製造業での生産計画作成業務には一般的に以下のような課題がよく見受けられます。
- ・経験豊富な計画作成担当者しか計画作成プロセスを把握していない(属人化)
- ・受注・内示の変更に素早く計画変更対応ができない(受注情報との連携)
- ・発注による材料・部品の在庫数の裏付けのある計画になっていない(購買・在庫情報との連携)
- ・設備・機械・装置の故障により計画変更に対応できない(設備異常との連携)
- ・生産進捗と計画が連動していないため、本当の計画残が把握できない(生産進捗との連携)
- ASPROVAはこれら業務フローを改善させるためのツールとして捉えることもできます。
Asprova導入時の注意点
生産業務フローと生産計画の精度という2面においてASPROVAの導入を成功させるためには、ASPROVA導入を引き受ける業者には以下3点の分析力が求められます。
- ・稼働中のERPまたは生産管理システムのデータ構造を把握しているか
(ERPおよび生産管理システムでのノウハウ) - ・ASPROVAそのもの使用方法を熟知しているか
(ASPROVAでのノウハウ) - ・業務フローの改善提案から導入定着までプロジェクト及びお客様を誘導していくことができるか
(プロジェクトマネジメントでのノウハウ)
ASPROVAとはERPや生産管理システムのデータを活用する必要があるため、ASPROVA単独の知識だけではなく、ERPや生産管理システムのデータの分析能力が一般的に求められます。
なぜSIMLEXにAsprova導入を任せるべきなのか?
Simlex Development Co., Ltd.は生産、販売、会計、給与をカバーするERPの開発メーカーであり、社内には生産管理やERPのデータ構造に熟知したエンジニアが豊富に在籍しています。
また、タイ国内において多数の日系企業にASPROVAを導入してきたエンジニアも在籍しています。
そして、これらのノウハウを結集し、弊社ではタイ国内のASPROVA販社のいずれの会社も開発していない、ERP及び生産管理システムとASPROVAの連携システムSIMASを開発済です。
そのため、ASPROVA導入をご検討されている製造業のお客様にとって、ワンストップでASPROVAの導入プロジェクトを誘導できるサポートを提供することが可能です。
ASPROVAーERP連携サポートシステムSIMASとは?
- ・BOMの一元管理機能
ERP用のBOMとASPROVA用のBOMを同時に生成します。
・ERPデータ連携機能
・ASPROVA作成データのEXCELレポーティング機能